シャンプーとジェットコースター


美容師を初めてまず習う事とはクロスを取り替える、雑誌を出す、箒で髪の毛をはく等々。

初めはお客様へ施せる技術は殆どなく、一年目の主な仕事になるシャンプーレッスンが始まります。 

シャンプーを練習し始めて気持ちいいシャンプーができるまで長い道のりです。

その険しい道の道中先輩からは沢山の言葉をもらいます。
男くさいシャンプーだね、
雑、痛い、洗われてない、髪がつってる、
テケテケいまいち、
テケテケwww

などなど体育会系な美容師の先輩からの言葉は激しいボディーブローの連発です笑

特に男性は、主に女性に対する事が多い美容室での言葉遣いや手技の当たり方など細かく指導がいきます。

いくら技術力が高くても雑だと無意味

シャンプーは髪の短い方、長い方でチェックがあり二、三ヶ月以内にはどちらも入客ができるようにならなくてはいけません。

とにかく数ををこなし頭の丸みに指が吸い付くようになり、シャンプーマンという名の「手」に生まれ変わりシャンプー技術は進化していきます。

ある程度シャンプーの動きを覚え、ここから仕上げに入ります。

この仕上げの作業が大変なんです。  

リズム感がない
お客様の呼吸にあってない
全部同じに感じる

などなど動きはマスターしても強弱や頭の丸みに合わせる事や、お客様の空気感を感じでシャンプーをする。
 
もう教科書に書いてない部分ですね。

美容師は数ヶ月に一度の来てくださるお客様の心の部分を汲み取る事が求められます。

気持ちいいシャンプーはお客様にとってどんなシャンプーが気持ちいいとされるのか、、、

さらに先輩から求められる事も高くなり
かけてくださる言葉も変わって来ます

シャンプーはジェットコースターのように

シャンプーでドラマを表現をして
  
一センチの向こう側

などなど。


シャンプーの流れを覚えると単調な動きになってしまい、なんか気持ち悪い。ジェットコースターの様にゆっくり動いて徐々に力をいれる。

始まりから終わりまでの間で動きですドラマを作って


体勢がつらいけどその一センチ頑張る事で新しい世界がある
 

などなど、シャンプートレーナーになってくれた先輩から色んな話をしてくれました。


今思うとシャンプートレーナーの先輩はシャンプー指名のお客様を引き継ぐために育ててくれたのもありますが、上手い先輩の言葉はやはり神ってます笑
  
今スタッフ皆がシャンプーのモデルになって僕がシャンプーを教えた後輩がさらにアシスタントの子を育ててくれています。
自分にかけてくれた先輩方の言葉を下の世代へ伝え
またさらに下へと伝えてくれている事。

本当に感謝です。

一年目の初めの難関シャンプー技術。 


この技術の中には本当に色々な事が詰まっていて大切な時間。


沢山伝えよう!!!













lepes nakayama

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