「すーっと」の感覚、と「この角度で始まっでこの角度で終わる」の理論と
美容を通じて人を育てると言うことは容易なことではないです
技術を習得するためには何十時間もかけ、寝る間も惜しんで練習、休みの日も来て練習、先輩に見てもらって練習、、、と習得するために物凄い時間と労力が必要なんです。
アシスタント時代は本当に美容師時代ほんの数年間でしかない今を生きろと言わんばかりに走り続ける、そんな時代です。
これを教わる事が当たり前な事で受け止めてしまうかどうかで差が開いてしまいますが、、、
やっとの事で技術を合格して次の技術に入るとすごく新鮮で初めは頭に入りやすいんです。空っぽの状態なので
ここから自分との戦いが始まります。
①教えてもらった事をひたすらやり続ける人、②自分のやりやすいようにやる人、③いつの間にか全くやり方を忘れている人
と言ったように数日でどれかに当てはまるケースが多い笑
ここで教える時にかける言葉が様々です。
初めは理論と手技を伝えて始めるんですが、やはりなかなか伝わらない事もしばしば。
先輩の美容師歴ではもちろん、体に染み付いていて体が勝手に動くという神レベルになります。
どう教わって来たか、どう考えてるかで伝え方は変わるけど、その抽象的な手に持ったハサミやコームの感触から指先が地肌に当たる時の強さの具合、写真でモデルさんを撮る時のシャッターを切る時の角度や距離感、、、
等々理論では伝えきれない「感覚」は山ほど
ただ、理論がわかっているからこそ動く頭と手
アシスタント時代はここの部分を分けて考えられるか、その上で感覚が身につくか。
余談だけど、
マツコの知らない世界で人間はざっくり分けると2タイプに分けられるみたい。
Aタイプ
・手首を引っ張る→動かない
ヒジを引っ張る→動く
・携帯電話を指先で握る。
・電車のつり皮を指先で握る。
・ジョッキを指先で握る。
・脇をしめ手首を動かして飲む。
・うちわは、ヒジを固定して手首であおぐ。
Bタイプ
・手首を引っ張る→動く
ヒジを引っ張る→動かない
・携帯電話を手のひらで握る。
・電車のつり皮を手のひらで握る。
・ジョッキを手のひらで握る。
・脇を広げてヒジを上げて飲む。
・うちわは、脇を広げヒジを使ってあおぐ。
このタイプ別でボーリングの投げ方が変わるみたい。これがわかればハイスコアも夢じゃない!ってコーナー。
これはちょっとわかる気がする笑
ハケの持ち方が、、、ハサミの持ち方がぎゅっとしてる、、、リズムが、、、
先天性のものらしくこの動きを無理やり変えることは難しいようで、その人にあった動きで習得するのが早いみたい。
美容に置き換えた時に、対人との仕事だから手先の仕事は繊細でないといけないが
先ほどの自分自身を知るという事も大事かも、、、
自分を客観視してうまーく自分と付き合って行きまっしょ
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